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2025.07.10
勤務医とこんなにも年収が違ったなんて、、、

「いつか開業したい」「自分だけの病院を持ちたい」そう思いながらも、なかなか一歩を踏み出せないでいるドクターは少なくないでしょう。

自分でクリニックを開業し経営する開業医と、病院や診療所で雇われて診療にあたる勤務医とでは、働き方だけでなく年収にも大きな差があります。

この記事では、開業医と勤務医の平均年収を比較し、さらに開業医が年収を上げるためのコツを解説します!

開業医と勤務医の年収比較

第24回医療経済実態調査によると、開業医の平均年収は2,578万円〜3,438万円です。病床の有無や提供するサービスによって年収に幅があります。

一方、勤務医の平均年収は1,461万円〜2,633万円です。公立病院か私立病院かといった要因で年収は変動します。

このように年収は、診療科目や地域、病院の形態など、さまざまな条件で大きく変わります。

診療科目別の平均年収

そこで、今回は診療科目別に開業医と勤務医の年収を比較してみましょう。

診療科目  平均年収(開業医)  平均年収(勤務医)
内科    2,800万円       1,534万円
小児科   4,185万円       1,497万円
精神科   2,179万円       1.230万円
外科    2,969万円       1,575万円
整形外科  2,790万円       1,648万円
産婦人科  4,892万円       1,724万円
眼科    3,393万円       1,078万円
耳鼻咽喉科 2,968万円       1,078万円
皮膚科   2,792万円       1,553万円

このデータから、全体的に開業医の平均年収の方が高い傾向にあることがわかります。

さらに、勤務医が病院の給与体系に基づいて給与が決まるのに対し、開業医は自身で経営も行うため、努力次第で年収を大きく引き上げることが可能です。

開業医の年収を上げる3つのコツ

それでは、開業医が年収を上げるための具体的なコツを3つご紹介します。

1. 最適な立地の選定

最も重要なのは、市場分析や人口構成、競合状況を詳しく調査し、需要の高いエリアを選ぶことです。クリニックの成功は立地にかかっていると言っても過言ではありません。

2. 新規患者獲得のためのマーケティング

良い立地を選んだら、次はいかに患者さんを集めるかが鍵となります。そのためには認知度を高める努力が不可欠です。

ウェブサイトの作成やSNSの活用、チラシ配布、地域紙への広告掲載など、ターゲット層に合わせたマーケティング戦略を積極的に取り入れましょう。

3. 患者維持のための戦略

新規患者を獲得した後に重要なのは、患者さんを維持し、安定した患者数を確保することです。

リマインダーシステムを活用するなど、継続的に来院してもらうための工夫が必要です。患者さんとの良好な関係を築き、信頼を得ることが安定経営につながります。

おわりに

ドクター建築ラボ@SHONANは、神奈川・湘南エリアで動物病院などの医院・クリニックの土地探しや建築だけでなく、新規開業までトータルサポートさせていただきます。開業支援に関しては全て当社にお任せください!

〈参照〉
・厚生労働省「医療経済実態調査」
・厚生労働省「賃金構造基本統計調査」

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